加工事例

こちらは、工作機械治具に使用されるクランプ用治具の加工事例になります。 材質はSCM435調質材で、旋盤加工、クロス穴加工を施し、製作しております。 こちらの製品における加工のポイントは、クロス穴のバリ処理技術による高精度加工を行なっている点です。 調質材は硬く、切削性が悪いため、工具の持ちが悪くなり切削性が低い材質です。そのため、寸法の変化が大きく管理難易度が高いため、切削加工を行なう際は、工程設計が重要になります。そこで当社では、治具の調整（段取り）のノウハウを活かし、最適な工程設計を行ない、クロス穴のバリ処理を行ないました。また、真空超音波洗浄も施しており、表面の微細なごみも除去しております。