加工事例

こちらは、産業用バルブのキャップの加工事例になります。

材質はA2017で、旋盤加工に加え、内径ねじ加工、クロス穴加工を施して、製作を行ないました。 こちらの製品は、組み立て後に表面に出る為、外観重視の加工を施しております。 また、こちらの製品の加工におけるポイントは、ネジ深さの注意を行なっている点です。 こちらの製品は、相手部品と嵌め合いするため、キャップ飛び出し量が指定されています。 キャップ飛び出し量を指定されている量に合わせるために、ネジ深さに注意が必要でした。 そこで、工具の寿命管理のノウハウを活かし、キャップ飛び出し量を指定の量に合わせています。 一般にジュラルミンとも呼ばれるA2017は、熱処理を施したアルミニウム合金の一つです。軽量であるにも関わらず、鉄鋼材料に匹敵するほどの強度・硬度をもち、さらに比較的切削加工性にも優れています。