切削する事によって発生する削りくず。一般的には切粉と呼ばれます。機械や地方によってはダライ粉とも呼ばれます。切り屑の色や形、長さなどから様々な情報を得ることが出来ます。 切り屑はは切削する事による加工熱によって青色や虹色のように見えることがあり、これは干渉色(テンパーカラー)と呼ばれます。旋盤加工では被削材が回転した状態で刃物を押し当てて削るので、圧力や摩擦によって高熱が生じます。つまり切り屑の色によって切削時におおよそ何℃の熱が発生したのかがわかり、それによって切削条件や刃物が適切だったのかどうかの目安になります。